新たな子宮頸がんワクチンの研究成果!!それでも厚労省は…!?

 
● 新たな子宮頸がんワクチンの研究成果!!それでも厚労省は…!?

こんにちは。山里 洋です。

白浜は今朝も、白い雲海におおわれています。

雨の気配は、ありませんが。

梅雨のそらに、油断は禁物ですね。

そらからの恵み。そらからの涙。

受け取る大地と私たち。どんな想いを馳せるのか。

こちらの子宮頸がんワクチンも、馳せる想いはさまざまです。

子宮頸がんのワクチンによる問題について。

ワクチンの副反応とみられる症状に対し、厚生労働省の検討部会は。

「痛みなどの心身の反応」と結論づけています。

しかし症状を検討している厚生労働省の研究チームが、これに真っ向から反論。

新たな子宮頸がんワクチンの、研究成果をまとめました。

厚生労働省の副反応・痛み研究チーム、信州大学医学部の池田修一教授は話されます。

「(副反応の)全てのことを“心因反応”で説明することは医学的に不可能」と。

信州大学の池田修一教授は、厚生労働省の副反応研究チームの1つで代表を務めています。

子宮頸がんワクチンの、副反応の疑いがある40人を調査し。

患者29人に自律神経の異常がみられる、とする研究成果に。

「普通は神経の束がぴっちり整列している。

ところが神経が壊れると神経の中が“むくむ”」と。

今回初めて撮影された子宮頸がんワクチンの、重い副反応の疑いがある方の皮膚内の神経写真には。

軽い症状の人に比べて白い部分の「むくみ」が多く見られ、異常が出ているのが明確に。

また、「麻酔やけいれんが生じている方の手足は、温度が健康な人と比べて低い」というデータ結果も。

これらを踏まえ、自律神経の異常により血流が悪くなっている可能性がでています。

さらに池田修一教授らが着目しているのは、「体位性頻脈症候群＝POTS」という症状。

起き上がった時などに、立ちくらみや目まいが起きる障害の一つで。

こうした症状は「心身の反応」や「自然発生的」なものとは、説明できないと強調しています。

池田修一教授は話されます。

「POTSは、ウイルス感染が先行しないと、起こらない病態だと言われている。

自然発生的に起こることは考えられない」と。

小児神経内科の専門家は、「子宮頸がんワクチンと副反応に因果関係があること」を示すと評価。

国立精神・神経医療研究センターの、佐々木征行小児神経診療部部長は話されます。

「ワクチン自体が身体に影響を与えて、末しょう神経、特に自律神経の問題を引き起こした可能性がある」と。

厚生労働省は今回の子宮頸がんワクチンに対する研究成果について、こうコメントしています。

「“心身の反応”とした部会の結論に影響は出ない」と。

何故かたくなに、否定し続けるのでしょう。

多くの方が苦しんでいる、子宮頸がんワクチンの症状。

様々な角度から見つめなければ、本当の改善・解決には結びつかない。

柔軟で真心ある対応が、望まれます。

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